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・納棺の儀とは

・納棺の儀とは

2025/06/04

・納棺の儀とは

「納棺の儀(のうかんのぎ)」とは、亡くなられた方のご遺体を棺(ひつぎ)に納める儀式のことです。日本の葬儀において非常に重要な過程の一つであり、故人を尊重し、感謝と祈りを込めて旅立ちの準備を整える意味があります。
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納棺の儀の概要
• 時期:通常、通夜や葬儀の前に行われます。病院や自宅で死亡後、ご遺体を安置した後に行われるのが一般的です。
• 場所:自宅、葬儀場、または専門の納棺所で行われることがあります。
• 立ち会い:家族・親族・ごく親しい関係者が立ち会います。宗教や地域によっては僧侶や神官が関わる場合もあります。
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納棺の儀の流れ(一般的な仏教形式)
1. 末期の水(まつごのみず):故人の口元を湿らせる儀式。生前の渇きを癒すとされる。
2. 清拭(せいしき)・死化粧(ラストメイク):遺体を清め、髪を整え、化粧を施します。専門の納棺師(のうかんし)が行うことも多い。
3. 衣装の着替え:仏衣(ぶつえ)など死装束に着替えさせます。宗派によって異なります。
4. 納棺:故人を丁寧に棺に納め、枕飾りや故人の愛用品、旅立ちのための六文銭などを一緒に入れることもあります。
5. 釘打ち(くぎうち):棺の蓋を閉じる儀式。現在は省かれることも多く、実際には葬儀社が蓋を閉じる場合がほとんどです。
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宗教・地域による違い
• 神道:仏教とは異なる作法や用語があり、死を「穢れ」として扱うため、儀式は慎重に行われます。
• キリスト教:納棺の儀という明確な儀式は少ないですが、遺体への尊厳ある対応は重視されます。
• 地域差:東北や九州などでは、独自の風習や作法がある場合があります。
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納棺師とは?
映画『おくりびと』で広く知られるようになった職業で、納棺の儀を専門的に行う技術者です。
主にラストメイクをし、ご希望によっては湯灌など行い、故人を丁寧に整え、遺族にとって最後のお別れの時間を美しいものにすることを使命としています。

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