・喪主を務めるにあたって知っておきたいこと
2025/06/02
・喪主を務めるにあたって知っておきたいこと
喪主を務めることは、精神的にも実務的にも大きな負担となる役割ですが、事前に必要なことを理解しておくことで、落ち着いて対応しやすくなります。
以下に、喪主を務めるうえで知っておきたい主なポイントをまとめます。
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【1】喪主の役割とは?
喪主は、故人に代わって葬儀全体を取り仕切る立場です。主な役割は以下のとおりです:
• 故人の意思を尊重した葬儀の決定
• 葬儀社や寺院との打ち合わせ・契約
• 参列者・関係者への連絡と対応
• 式中の挨拶(喪主挨拶)
• 弔問客への応対・お礼
• 役所などへの手続き(死亡届提出は葬儀社が代行します)
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【2】葬儀までに必要な準備
● 死亡確認と死亡届の提出
• 医師の死亡診断書をもとに、市区町村役場に死亡届を提出(通常7日以内)
• 提出と同時に「火葬許可証」も発行してもらう
● 葬儀社の手配
• 故人の希望や宗教(仏式・神式・キリスト教式・無宗教など)を考慮
• 葬儀プラン・規模・予算の相談
• 会場・日時・僧侶(または宗教者)の手配
● 連絡事項
• 親族や知人、職場などに訃報を連絡
• 必要に応じて死亡広告やSNS投稿を行う
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【3】葬儀当日の喪主の対応
• 会葬者の受付・対応(基本はお手伝いの方やスタッフが対応、喪主は挨拶)
• 式中の「喪主挨拶」を準備(短く簡潔で構いません)
• 焼香・献花などの順番確認と実施
• 通夜・告別式ともに、祭壇前での立ち居振る舞いに気を配る
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【4】葬儀後の手続きと対応
● お礼と挨拶
• 香典返し(即日または後日)
• 会葬礼状の発送
• 僧侶や関係者へのお礼(御布施・心づけなど)
● 役所関連の手続き
• 年金・健康保険・銀行・不動産・相続などの届け出
• 遺産分割協議や相続税の申告(必要な場合)
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【5】喪主の心構え
• 完璧を目指さず、「心を込めて故人を送る」ことが何より大切です。
• 周囲の助け(親族・葬儀社・友人)を頼り、抱え込みすぎない
• 悲しみの中でも、段取りを進める冷静さが求められます
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基本的には、私ども(葬儀社)がサポートし、その時必要なことや手続きなどは順を追ってお手伝いいたしますので、ご安心ください。
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