・自宅に安置する際の準備について
2025/05/17
・自宅に安置する際の準備について
ご自宅にご遺体を安置する際には、故人への敬意を払いながらも衛生面や安置できる環境をしっかり整えることが大切です。
以下に、具体的な準備や手順をご案内します。
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自宅安置の準備と手順
1. 安置場所の選定
• できるだけ日光が直接当たらず、涼しい静かな部屋を選びます。
• エアコンなどで室温を20℃以下に保つことが重要です。
2. 布団の準備
• 故人を寝かせるために、布団(和布団やベッド)を用意します。
• 白いシーツなどは葬儀社が準備してくれます。
• 頭の下に枕を置き、北枕もしくは西枕(仏式の場合であり、宗教によって異なります)にすることが一般的です。
3. ご遺体のケア
• 葬儀社や看護師によるエンゼルケア(死後処置)が施されたあと、清拭や着替えが行われていることが多いです。
• ドライアイスの処置をします。(葬儀社が手配可能)
4. 枕飾りの設置(宗教的儀礼)
宗教や地域により異なりますが、一般的には以下のものを用意します:
• 白木の台または小さな机
• 白布をかける
• 香炉、ろうそく、線香立て
• 一膳飯(白米に箸を立てる)、水、お茶など
• おりん(仏教の場合)
※これらは葬儀社が用意してくれます。
5. お線香やろうそくの管理
• 線香・ろうそくを絶えず灯す習慣がありますが、火災防止のため注意が必要です。
• 夜間や外出時は火を消していただくのがいいでしょう。
6. 弔問客の対応準備
• 弔問客を迎えるための準備を整えます。
• 葬儀の日取りが決まっている場合は案内を作成しておきお渡しすると親切です。
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葬儀社との連携
• 多くの場合、ご遺体の搬送や安置に関しては葬儀社がサポートしてくれます。
• 安置用のドライアイスの定期交換や、枕飾りの設置も依頼可能です。
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注意点
• 法的には24時間以内に火葬することはできません(法律で禁止)。
• ご遺体の保全には冷却が不可欠なので、夏場などは特に注意が必要です。
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ご安置に際しご心配な点がございましたらご相談ください。
また、ご自宅へ安置されるのがご心配な場合は、弊社のアクアホール安置室をご利用いただくのがよろしいかと思います。
#自宅にご遺体を安置する